スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

学校にパソコンは置いていけないんです。

2012年10月21日(日)

 日本から中古パソコンを送ってもらいました。これで学校に10台設置です。こんな田舎の学校に、パソコン10台。学校の年間予算は約6000円と聞くと、パソコン10台はなかなかの備品です。
 
 さぁ、職員室に1台、会議室に1台を常時設置してと・・・ と考えていたのですが・・・
 えっ、えっ、えっ。
 校長先生! 家に持って帰るって!!!

PC不可2 PC不可1
 送られてきたPCです。こうやって 海外で再利用されていきます。大事に使ってください。

PC不可4 PC不可3
 あ~ たくさんのPCが校長先生のお宅へ連行される・・・ そして この運び方がなんとも危なっかしい。校長先生は満足のようで・・・

 校長先生に話を聞くと、学校は夜に泥棒が入る可能性がある、学校にPCがあるとわかったら、鍵を壊して入ってくる。だから、これから、PCを先生方に配布して持ってきてもらうことにする、とのこと。
 
 日本のように、平和で安全かと思われた国 ラオスですが、やはり身近なところに珍しいものがあれば、ほしくなってしまい、犯罪に手を染めてしまうこともあるようで・・・ 昨年も1回 泥棒に入られてますし。冷静に考えれば懸命な判断だったような気もします。

 先生がたPCを使えるようになればいいなと思って始めた活動ですが、やはり日本のようにはいかないこともありました。まぁ、だからこそ やりがいがあるのかもしれないです。
 
スポンサーサイト

校長先生のパソコンが・・・

2012年10月18日(木)

 学校にパソコンが入って、校長先生も張り切っています。が、今日は、さすが初心者という話。

 ある日、校長先生ががんばってパソコンで文書作成をしてたわけ。結構苦労していたんだけど、アンダーラインがうまく弾けなくて、そこで、若い先生が教えようとしたわけ。

 校長先生に教える若い先生、きっと君の信頼度もアップだよ、嬉しく思いながら自分は隣で観察、観察。そして、若い先生がキーボードにタッチした瞬間、「プチッ…」 

  画面真っ暗、パソコン反応なし、そして凍りつく3人やってしまった若い先生…冷や汗タラタラ。「助けてオーラ満載」。どのボタンを押しても反応なし。ただただ時間が過ぎる。

校長のPC1 校長のPC2
 ラオス語表記のPCキーボードシールを買って、PCにはラオス語入力設定をしました。日本から持ち込んでも、簡単に使えるわけではありませんでした・・・ 

  校長先生のパソコン壊した・・・だれも一言もしゃべらない沈黙の時間。そんなとき、1年生の先生が入ってきて、ひと言。
 
 「ちょっと、校長先生、コンセント差し込んでないよ。」
 つまり充電切れってやつね。やっと3人の思考回路が動き、なんとも穏やかな笑いが職員室に響きました。     

新年度になりました。あっ、もう1か月半前だけど・・・

2012年10月16日(火)

 ラオスの小学校校は9月から新年度です。新1年生が入ってきて、多くの児童は学年が一つ上がります。あっ、留年する子もちらほらいます。きっと、出席日数が足りなかったり、成績が悪かったからなんでしょうね。
 さてさて、新年度になって わかったこと。

(1) 多くの先生は、引き続き同じ教室で同じ学年を担任します。
 日本では、新年度の4月に、担任は学年も教室も変わりますが、うちの学校は変わりませんでした。こうなると、先生の荷物の移動や教室環境整備もしなくていいので楽ではあります。
 ただし、1年生が2クラスから3クラスになったので、キンケオ先生だけは4年生から1年生の担任に変わりました。
 
(2) 留年制度で子どもたちの力関係が生じているような感じがする。
 昨年2年生だった子が、留年で今年も2年なのですが、ちょっとクラスで目立っているような気がしました。留年すると「恥ずかしい」という感覚よりも、「俺は去年からいたんだぜ」といった優越感が勝っている児童がいます。日本のように、学級集団で協力して活動する機会はとても少ないのでいいのですが、日本で留年制度があると、人間関係の形成は難しそうです。

新学期1 新学期2
 運動場にある大きな木の下は自転車置き場になっています。雨季が終わった9月は、木々が生い茂っています。そして、先生方は、新しい児童をむかえ、また同じ学年・同じ教室で1年を過ごします。

子どもたちの通知表

2012年10月15日(月)

 久しぶりに小学校のお話。職員室で先生たちが何か書いているので覗いてみると、児童の成績表でした。

 通知表2 通知表1
 一人一人の成績表。左が表紙で右が中身。

  一人一人の成績表が作成されています。右上の写真の表で見ると、縦に教科(話す・読むといった観点や算数といった教科など)で横は何月の成績か(試験の成績も)を表しています。

  毎月、一人一人の成績を出しているなんて・・・ 日本の先生より大変だ~ と思いますが、おそらく細かくチェックはしていないと思います。こういうのって、成績を付けるのに精いっぱいで、なかなか指導に生かせないと思います。

  日本の公教育もそうですが、教師の事務作業が増えすぎて、子どもと向き合う時間が減っていくように感じました。成績を付けることが悪いのではなく、成績を付けることを子どもにどう生かすのか、教師の指導にどう生かすのか、ラオスだけでなく日本でも難しい課題だと思います。

 まぁ、成績を付けるのは大変ですが、ラオスの先生方は残業してないので、どれほど負担に感じているのかは分かりません。

卒業テスト 3

2012年5月31日(木)

 卒業テストの様子を見て思ったこと、「もうやめてもいいんではないでしょうか…」

 算数のテストを見て、わかったことこと、それは、先生方が事前に問題を知っているということ。そういえばテスト1週間前に、いきなり算数の授業が教科書通り進めず、復習をしだしました。まだ教科書全部終わってないのに… 

 まぁ、いいかと思っていたんだけど、復習したところがしっかり卒業テストに出ています。「テスト1週間前に授業で復習した箇所はばっちりでる!」あちゃ~、ですね。


 そして、テストの様子はこんな感じ… 

DSC03133.jpg DSC03135.jpg
 やっぱり学力の低い子はこうして隣の子の解答を見てしまう。先生も知らぬふり… この卒業テストのあり方が問われます。
 写真の通り、「カンニングOK!」ある教育関係者が「カンニングしないと進級できないでしょ」って… カンニング公認か~。もちろん本当はダメであることは先生方も知っていますが、見て見ぬふりです。

 90分のテストは終わった子から休み時間なんだけど、90分は長すぎます。

 学校に来ない、来れない子がいることもあるので、ラオスでの留年制度は必要なのかもしれません。でも、この進級・卒業テストはもう少し改善しないと、意味がないように思いました。正直者が報われない、カンニングする子が報われるのは残念です。

 「進級・卒業させたい」という思いを、「わかりやすい授業づくり」に結び付けられるといいのですがね。

 ということで、なんとかテストも終わり、いよいよ明日6月から「3か月の長期休み!!」です。

卒業試験 2

2012年5月30日(水)

 今日は卒業テスト2日目。ナレック小には4つの学校から5年生が卒業テストを受けに来ます。4つの学校の子どもたちを比較すると…やっぱりナレック小の子たちは県の中心地にあるだけあって都会っ子、服がきれいだわ~。やっぱり恵まれている子が多いんだと実感。

 テストですが…さすが卒業試験とだけあって、しっかりと整っています。教育委員会の方も見えました。受験番号と一致する席に座ります。机の中に本など入れないように机の向きを逆向きにしています。テスト用紙も今回はノートではなくテスト専用用紙。

DSC03126.jpg DSC03129.jpg
 余ったノートに番号を書いただけの受験番号(整理カード)。なんだか、簡素だけど日本のようにパソコンで打つより、楽そうでいいんじゃないかと思いました。

 1教科90分という「なが~い」テストが始まります。先生が黒板に問題を書いていくのですが、子どもたちもこの問題文を写していくんです。日本だったら「問題文を書いたテスト用紙を配布」ですが、お金の問題もあるんでしょうね。たった10問だけど、問題文を写すだけで時間がかかります。

DSC02968.jpg DSC03116.jpg
 先生が黒板に書く時間も長いこと。まぁ、仕方ないか…

 さて、算数のテストですが… ぼくが頑張って教えた分数の範囲も含まれていました。5年生には、4月にちょっと難しい異分母の足し算を頑張って1カ月かけてみっちり教えました。「分母が違うと計算が大変だね~。」と言いながら、繰り返し学習、8割の子が解けるようになったんだけど… 

 卒業試験の問題は…1/8+2/8 だって!!!え~同分母じゃん! これ4年生の範囲だし、異分母じゃないし!!テストのために教えたわけじゃないけど、がっかり…。まぁ、それでも正解率は100%に近かったのでよしとします。

 でも、ほかの学校の生徒は間違っている子が半分くらい。やっぱりここはラオス、まだまだ基礎学力の定着はうまくいっていません。

 長くなってしまったので、続きは明日…
 

卒業試験 1

2012年5月29日(火)

ラオスの小学校は5月が年度末にあたります。そして6月~8月が長期休みとなり、9月から新年度が始まり、子どもたちが一つ進級するという仕組みになっています。

 この5月に進級・卒業テストがあり、これに合格しないと落第になります。つまりラオスは留年制度があるということです。

 留年制度は賛否両論ありますが、教育委員会や先生方も「留年させたくない」という思いがあり、留年する児童はあまり多くはありません。しかし、学校に通えない、明らかに学力低位の児童は留年するので、留年率が決して低いわけではありません。特に小1の留年率が高く、ビエンチャンでは7%というデータがあります。ただ、今後低学年の留年をなくそうとする動きもあるとか… 

進級・卒業できるかは、各教科10点満点で全教科の平均点が5点以上だと合格。ただ、テスト一発にせず、日常の授業態度も加味されていきます。

 ちなみに、ラオスでは、青年時代に学校で十分に学べなかった人たちが大人になってから通う学校もあります。学びたいときに学べるというシステムは結構いいのかもしれません。

 ということで、今日から2日間5年生は卒業試験。がんばれ受験生!と言ったとこですが… 必死感は伝わってきません(笑)。
DSC03110.jpg DSC03111.jpg
 5年生は卒業試験を受けるときに、このような受験票を持参してきます。写真付き、そしてラミネーターで加工されていて立派です。が…こんなに立派なのは中心校のうちの学校だけ。ほかの学校ではラミネーターもされていないし、首からぶら下げるひももありません。やっぱり、うちの学校…サラワン県の中では金持ちのようです。

子どもたちにアンケートしてみました。

2012年5月27日(日)

 相変わらずラオス語が上達しない日が続き、もっとラオスの子どものことを知りたいのに言葉の壁が邪魔しています。

 でも、知りたい!という気持ちが強くなり、ナレック小の4.5年生の子どもたちの約80人の実態調査をしてみました。その結果が次のとおり。

①なりたい職業
 1位 銀行員 2位 医者 3位 歌手 4位 スポーツ選手 5位 警察 6位 先生・軍人・政治家 
 ◎銀行員や医者といった給料のよい職業が上位にきました。歌手やスポーツ選手より人気があるとは小学生のころから現実志向のようです。

②大切なもの(複数回答)
 1位 家族 2位 兄弟 3位 友達 4位 時間・自分
 ◎驚いたのは家族と回答したのは100%、兄弟が60%、友達が20%で、友達より兄弟を大切にしていること、日本でもそうなんでしょうかね。とにかくラオス人は家族思いであるのがよくわかりました。

③ほしいもの 
 1位 携帯電話 2位 服 3位 自転車 4位 本 5位 腕時計 
 ◎日本と一緒ですね。これは予想通りでした。

④幸せですか
 ①とても幸せ 70% ②まぁ幸せ 30% ③幸せ 0% ④あまり幸せじゃない 0%
 ⑤幸せではない 0%
 
 ◎ラオスの子ども(うちの学校の子だけかも)の幸福度は非常に高い。日本より高いと思います。ものがなくても、家族にたくさんの愛情をかけてもらっているんだろうなと思いました。

 こんなに幸せを感じている子どもたちに、何をおしえればいいのか、自分が日本の教育を紹介することでラオスの子どもに無駄な競争心や劣等感、挫折感を味あわせないようにしなくてはと思いました。

 それにしても、アンケートをとるのは大変。教育局の人に手伝ってもらいながら四苦八苦、子どもたちに渡してもなかなか意味を理解してくれないし。でも知りたいことが知れたので、第2回もやってみようと思います。

お薬の時間です。

2012年5月16日(水)

 久しぶりに学校の話。5年生の授業をしていたら、いきなり中断。そしてみんながおもむろにコップやペットボトルを出しました。そして水を注ぎます。それから先生が白い錠剤を一人一人に渡します。

「何が始まるの?不思議な儀式でも始まるんかい。」よくわからないので、錠剤の入れ物を見せてもらいました。書いてあったのは「mebendazole」よくわからないで、後日友達にメールしてみました。
DSC02881.jpg DSC02885.jpg

DSC02886.jpg DSC02887.jpg

 どうやら、ギョウ虫やカイ虫などの寄生虫駆除薬だそうで。寄生虫って体内のいろんなところに発生するんだけど、清潔を保つことができない?難しい?国では寄生虫によって感染症をおこしやすいんです。この寄生虫は特に肛門周辺で産卵を行うから、無意識にお尻をかきむしることがあり、寝具・下着・食物・手など、いろいろな物や場所に付着した虫や卵などにより再感染したり他人への感染源になったりします。(友達談)

 発展途上国で手を洗うことはとても重要なこと、石鹸で手を洗わないで食事をすると、寄生虫が体内に入ることもあるんだって。とくにラオスはもち米を手で食べる国だから特に石鹸で手を洗う習慣をつけなくてはいけません。

 目には見えない寄生虫、でも対策はしっかりとっておきたいものです。

腰を低くして・・・

2012年4月5日(木)
2011_1028_115119-IMG_0451.jpg

 この写真の様子は、日本ではまず見かけない状況だと思う。この2人腰を低くして歩いています。なぜでしょう。実は子どもは先生の前を横切るときは、腰を低くして通る習慣があるようです。つまり、先生に敬意を払っているということ。

 教師の側からすると、「子どもたちに尊敬されるように、がんばろう」という気持ちにさせられます。(と思っているのは自分だけだろうか…)

 でも、こうした習慣は、ラオスでも少しずつ薄れていっていると思います。町の中心地にある自分の小学校では、時々しか見かけません。でも、田舎の学校に行くと、ほとんどの子どもが腰を低くして教師の前を通ります。

 「形を求めることは大事ではない」といつも思っている自分ですが、少々カルチャーショックも感じたのは事実です。

「あいさつの強制」「国歌の強制」と日本ではいろいろと考えさせられることがあります。
ラオスの国では教師が教えているというより、各家庭で「年上を敬う」などの習慣を教えているように感じます。

 日本も各家庭で「あいさつの重要性」や「国旗・国歌について」の判断をしてもいいのかもなぁとラオスにいて感じます。自由な雰囲気のラオス、でもなんでもありではなく、各家庭が中心となって生き方教育をしていると感じました。

 ラオスに来て、教育の根源は家庭教育にある と実感しました。
プロフィール

ganchan

Author:ganchan
2年間ほどラオスで自分磨きしてきました。楽しかったこと、驚いたこと、大変だったこといろいろありましたが、きっと成長して帰国できたと思います。ラオスで毎日ブログを書くことはできませんでしたので、気が向いたときに少しづつ思い出して書き加えていきます。
 ラオスの話と近隣諸国の「癒し旅行」と合わせて。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ラオス生活
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。