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小学校活動報告22

2012年10月20日(土)

 日本から中古パソコンを送られてきてから パソコンとして使えるようになるまで いろいろと苦労しました。 まずは、オフィスソフトを入れることから始まりました。とはいっても、自分にはよくわからない・・・ ということで、先生を連れて県教育委員会へ行きました。

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 郡教育委員会はクーラーもなく、パソコンもそこそこある程度でしたが、県教育委員会はキンキンにクーラ―が効いております。そして、パソコンにプリンタもありまして、格の違いを見せつけられました。僕にとって、郡教育委員会はホーム、県教育委員会はアウェイなのであります。

 県教育委員会は歩いて5分のところにあるので、ちょっと行くだけなのですが、「今日はパソコンを操作できる人がいない」という日があったり、作業まで時間がかかったりとしましたが、なんとかXPを入れてもらいました。

 それから、ウイルス対策もしなくてはいけないのですが、これもよくわからないけど、県教育委員会に何度も通いました。

 そんなこんなの中で、中国がこの町にPCを300台送ってくれるとか、韓国がPC室を中学校に作って設置するという話も聞きました。自分がやっていることは小さなことのように感じてしまいましたが、地道に先生方にパソコン操作を教えていこうと思います。
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小学校活動報告21

2012年10月19日(金)

 9月から始めた先生へのパソコン指導も、1か月もするといろいろと変化が起こってきます。やはり、上達が早いのは若い先生でした。そして、パソコンで教材を作りたいと思ってた先生も上達が早かったですということで、若いうちに興味のあることにどんどん挑戦していくことは大切だと、実感しました。

 一方で、最初に音を上げたのは、校長先生だったような・・・ 興味を持ってはくれていたんだけど・・・

 できる人とできない人がでてくると、いよいよラオス人同士で教えあいになります。あの苦しかったラオス語でのパソコン指導から少しずつ解放されていきます。やっと、ダブルクリックや右クリック、シャットダウン、ワードの立ち上げや入力は、できる人が教えられるようになりました。  

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職員室や図書室で先生同士で教えあいができるまでになりました。

 自分がいなくても、先生同士で教えあいをして、パソコンを教育のために使えるようになればと思います。

小学校活動報告20

2012年10月17日(水)

 活動2年目に入って、算数の指導ともう一つ活動をしてみようと思いました。そこで、日本のNPO団体から中古のパソコンを譲ってもらい、先生方にパソコン操作を教える活動を進めてみました
 ラオスの片田舎でも、ほとんどの大人が携帯電話を持つようになりましたが、パソコンはお役所にあって一部の人が使えるのみ。
安月給(あっ、月収6000~10000円くらいだそうです) の教師がパソコンなんて買う余裕はなさそうです。というより、あまり必要としていないのかも・・・

 先生方にパソコンを支給することで、児童に簡単な小テストや教材を作ってほしい、文書保存や成績処理をすることで仕事の効率を高めてほしい、など。期待が持てます。

PC1 PC2
 図書室で研修中の先生方。興味津々でワードを中心に文書作成をしています。

 何も知らない先生方に教えるのは意外と難しいものです。クリック一つ教えるのも、ダブルクリックか右か左のどちらをクリックするのか、それをラオス語で教えると・・・ ん~ やっぱりラオス語は避けて通れません(泣)。

小学校活動報告 19

2012年5月28日(月)

 5年生担任のK先生、僕が慕っている先生の一人です。先週から1年生~4年生のテストが終わり、5年生だけ授業がありました。時間に余裕ができたのでK先生の授業支援。

 久しぶりにK先生の授業みたけど、なんと、「低学力の児童を指名して問題をとかせている!!」 ラオスの先生は学力の高い子に授業進度を合わせます。だから学力の低い子はほかりっぱなし。でも、K先生、僕の思いが通じていました!一人一人の児童を大切にしています。とてもうれしかった~。

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 子どもからも慕われているK先生。通勤には犬も一緒についてきて、教室に入ってきます。専門が数学とだけあって、さすが知識は豊富。でも、K先生はそれだけじゃない、しっかり全員の子どもを見るようになりました。
 そして、僕が授業をした後はしっかりとラオス語で補足説明を加えてくれます。だから、僕とK先生は僕が助言者になるのではなく、対等の関係でいられるわけです。


 子どもたちがいくつか問題を解いて、最後に低学力のA君を指名。今までではありえなかったんだけど。A君、みんなの助けを借りてなんとかクリア。

 こうやって、みんなの学力が高まっていくんです。こうやって、みんなが楽しく学習できるようになるんです。こうしたから、授業が楽しくなるんです。

 そして、K先生、教材を使って説明。前から準備していたわけじゃないけど、「子どもに理解してもらおう。」という思いが伝わってきました。

 K先生が主導の授業で、自分がアシスタント、なんだかとても居心地がよく、授業の雰囲気も◎でした。

 6月から長期休暇に入りますが、この1年を振り返って、やる気のある先生方が「できない子」にも目を向け始めてきたと実感しました。

 「授業が好き・楽しい」と思えるような学校になるよう、自分にできることを自信をもってやっていこうと思います。

小学校活動報告 18

2012年5月26日(土)
 
 5年生の授業は、「教え方の基礎を担任に示す。」ということで①児童の学習理解度の確認②こまめにノートを見ること③説明させることを意識してこれまで活動してきました。
 
 前単元での反省(1)教材を使って学習意欲を高める。(2)超スモールステップを意識した授業計画 を生かし、3月からは分数の単元を指導しました。
 
 今回は毎回教材を用意し、復習→課題→練習というサイクルで進めました。児童も慣れたもので、自分が何をしたいのか、だいぶわかってきたようです。
 
 わからなければ、遠慮なく「わかりません!」と手を挙げます。そして、練習問題も友だちの答えを写すことが減ってきました。そして、最もレベルUPしたと思うことは、説明するときに、他の児童を意識して説明するようになったことです。自分が悪い見本をやって、聞き手を意識した説明が出来る子が増えました。

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 やっぱり教材があるだけで子どもの学習意欲も高まります。そして、発表がうまくなった子たち。他の子たちを見ながら、最後に「みんなわかった?」と聞くようにさせています。わからない子がいたら再び説明、またはほかの子がチャレンジ。なんとか形になってきました。ちなみに右下の子は発表後はお辞儀をします。まぁ、いいでしょう。

 少しずつ授業の形が整ってきたのに、5年生は卒業試験間近。ちょっぴり寂しくもなってきます。

小学校活動報告 17

2012年5月25日(金)

 おはじきを使った具体的操作、足し算の次は引き算です。特に繰り下がりのある引き算の正解率がとても低く、ラオスの小学生の課題とも言えます。

 ただし、計算方法が日本と違います。詳しくは下の写真の通り。でもって、ラオス人はひっ算に補助計算(+1とか)を書かないので、これがさらに正解率を落としているわけ。

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「なぜ引く数に10を足すの?」とラオスの先生に聞いても納得できる回答は返って来ませんでした… 先生たちも解き方はわかっても、論理的な説明ができないんです。残念…

 日本式かラオス式か、どちらを採用しようか、ず~っと悩んできましたが、日本式の方が論理的だという理由で日本式で考えさせました。

 さっそくおはじきで活動させるも、予想通り繰り下がり操作ができない。グループにして考えさせてみるも、できない… 次の日も同じくできない… 授業は進まないけど子どもたちが考えているからこれは充実した時間。 と言い聞かせるも、次の日もできない…

 あ~、挫折。少しずつヒントを出しながら進めていきました。

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 グループにしてみたものの、繰り下がりにはみんな「お手上げ」。そして、そして紙にひっ算を書いていました。(間違っていたんだけどね~) 解き方を覚える授業 から 考えて解き方を説明できる授業 にできるんだろうか… がんばれ自分!

 2週間みっちりと活動したら、やっと8割の子が繰り下がりの操作ができるようになりました。「やればできるじゃん!!」と自分も満足。

 でもね~、実際のひっ算になると「できない!!」具体的操作からひっ算に結びつかないんです

 わかってはいたものの、やっぱりラオス式で慣れているので、子どもたちの頭はチンプンカンプン。「児童;なんで10の位から1引くの~」「自分:さっきおはじき操作したでしょ!!だから、ほら…」なんて何度も繰り返せど… ダメでした。

 やっぱり、ラオス式を素直に教えるべきだったのか… 今回の活動は「具体的操作活動は学習意欲を高める。」ことは実証できたものの、ラオス式と日本式の違いの壁にぶち当たり「論理的に考える力を高める」ことはできませんでした。とほほ…

 でも、不思議とひっ算の正解率は上がっていきました。なぜかって?それは…必死に教える僕の姿を担任が見ていて、僕がいなくなってから、計算練習させていたからです。もちろんラオス式ね。

 ある意味、先生のやる気に火をつけることができました(笑)。そう考えると、やった価値はあったと思います。

小学校活動報告 16

2012年5月24日(木)

 4年生を対象に3月から約2か月間、一人一人がおはじきを使って具体的操作を行うことによって、繰り上がりや繰り下がりの原理を理解し、「論理的に考える力」を高めることを目標に取り組んできました。

 ラオスの先生たちは「ひっ算を書いてやり方を教えるだけ!」これでは「覚える」ことはできても「考える」ことはできない。だから定着率も低く、引き算に関しては理解度が極めて低い状態でした。

 みんなが理解するまで繰り返しおはじきの操作活動。1を表す黄色おはじきが10こ集まったら10を表すピンクおはじきに変わるんだよ、といったことを何度も操作。

 子どもたちは、おはじき操作が楽しいようです。これまで「黒板の字を写す」ことしかやってこなかったラオスの授業、具体物を使った活動は学習意欲を引き出すのに効果がありました。

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一人一セットあると、授業もがらりと変わります。一人一人が考えながら問題を解いていました。
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 まぁ、おはじきの入った袋で遊ぶ子どもがいるのも日本と同じラオスです。考える機会が少ないので、すぐあきらめてしまう子もちらほら。

 その後、おはじきを使わないで足し算のひっ算計算に移りましたが、よくできていました。たし算は多くの児童が理解していました。まぁ、足し算は引き算への助走段階、本番は次の引き算のひっ算です!

小学校活動報告 15

2012年5月23日(水)

 現在ナレック小には1年生~5年生で11クラスあり、10クラスは木製黒板、1クラスだけがゴム黒板…だと思っていた。ゴム黒板はチョークのあともきれいに消せるというメリットだけだな~、と思って今日も計算おはじきボードをもって教室へ。

 でなにげなく、磁石のついたおはじきをゴム黒板に近づけたら「ピタッ!」とくっついたではないか!!なんと!ゴムに磁石は反応する???
 
 一人興奮してはしゃぐ自分、どうやら、ゴム黒板の中には鉄板が入っているとか。でも、これで、今まで苦労してきた教材の提示方法が磁石を使えば簡単になる!磁石をつけて喜ぶ自分を不思議そうに見ている子どもたち。しばらく授業中断(笑)。

 この黒板は韓国から送られてきたものです。日本も黒板の援助をしているけどラオス製かタイ製の木製黒板、だけど韓国は磁石が使える韓国製黒板。なかなかやりますな…

 ということで、4年1組については、磁石おはじきを使って、スムーズに授業が進みました。子どもたちもちょっと、びっくりしていたようです。そうそう、磁石も安い値段で首都ビエンチャンで売られるようになりました。ますます、磁石がつく黒板の需要が増えていきそうです。

 あっ、ということは、苦労して作ったおはじき計算ボードはそのうちお蔵入りになるかも…

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 磁石がつく黒板がラオスに広まれば、先生が作った教材を黒板に貼ったり、教材を動かしたりできます。そして、教え方も少しずつ変わっていくことでしょう。このクラスに関しては、磁石を有効利用していこうと思います。

小学校活動報告14

2012年5月22日(火)

 ラオスの学校黒板は木製品が多く、チョークの跡を消すのも一苦労。そして、磁石もつかないでの、教材を黒板に貼るはテープで貼るという苦労があります。もちろん、一度貼ったら動かすのも容易ではないので、先生方も黒板に何か貼るということはめったにしません。

 そんな状況で繰り上がり・繰り下がりの学習をどうやっていこうか、どうしたら子どもたちに視覚的にわかりやすく教えられるか悩んだ結果作ったのが、写真のようなボードでした。

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 最初につくったボードは段ボールを利用。おはじきにはクリップをつけ、段ボールには釘をつけて、釘にクリップをかける仕組み。これで、おはじきの移動もできます。が…移動に時間がかかる、そして先生から「あまりきれいじゃないわね~。」と一言。この一言で改良を決意。

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 改良版はプラスチックボードで画びょうを挿しました。おはじき(牛乳瓶のふた)の裏にゴム版磁石をはっています。これで、おはじきの移動も早くできるようになりました。そして、何より、先生たちが「きれい」といってくれます。

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 磁石を貼った牛乳瓶のふた。 

 何回か改良してますが、9月からの新学期にはさらに改良していこうと思います。

 でも、ラオスでは磁石がなかなか手に入らないんです。そして、画鋲なんてないし…日本で当たり前に入るものが手に入らないので、一苦労。そして何より、先生方は磁石や画鋲の使い方をよく知りません。

 自分が日本から届けてもらった「磁石や画鋲、牛乳びんのふた」ラオスでは「何これ?」といったものばかり、積極的に使うことで「これはいい!」と感じてもらえるようにしていきたいです。

小学校活動報告13

2012年5月21日(月)

 基礎学力をつけようと計算練習をたくさんやってきましたが、その結果わかったのが、「計算方法を暗記するよりも、計算の仕方を考えさせる方が効果的だろう。」ということです。

 とりわけ、繰り上がり・繰り下がりの計算は、先生方は教えるだけ、だから子どもたちは覚えるだけ。復習の時間もほぼないので、子どもたちはすぐ忘れます。考えることで理解を深め、記憶に残す、そして思考力を高めるというわけです。

 一人一人の子どもたちが考えるために必要なものとして、具体物を作ることにしました。

 お世話になった前勤務校から牛乳のふたを提供してもらい、これに色をぬって計算おはじきを作っていきます。

 ラオスの教科書に合わせて、ピンク・緑・青・黄色と色塗り。当初は絵の具を使う予定でしたが、費用がかかる(1セット900円)ので、ペンキを使って一つ一つ色塗り
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 自分の部屋でやっていたので結構孤独な作業でしたが、子どもたちが見に来て手伝ってくれました。けっこうきれいにできるもんです。

 結構大変なんだけど、こういう作業を好きな児童はラオスにもいます。5年生はさすがにきれいに色塗りできました。けど、3年生には厳しかったようで…再挑戦になることも。

 となんとか1週間ほどで2000枚ほどの色塗りが終わりました。

 これで、一人一人が具体物を操作することで考える場を作ることができそうです。

プロフィール

ganchan

Author:ganchan
2年間ほどラオスで自分磨きしてきました。楽しかったこと、驚いたこと、大変だったこといろいろありましたが、きっと成長して帰国できたと思います。ラオスで毎日ブログを書くことはできませんでしたので、気が向いたときに少しづつ思い出して書き加えていきます。
 ラオスの話と近隣諸国の「癒し旅行」と合わせて。

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