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小学校活動報告43

2013年3月5日(火)

 サラワン県ナレック小での活動も無事に終了しました。先日 県教育委員会と郡教育委員会にも終了の挨拶に行き、本当に終わってしまうんだなぁと、寂しく感じました。

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 まずは県教育局へ活動終了の挨拶。(左) 続いて郡教育局へ挨拶(右)。 特に、郡教育局の方々には、着任時に学校が雨季休みだったこともあり、最初の1か月はとてもお世話になりました。学校が始まると、一か月に1回行くか行かないかといった場所になってしまいましたが、自分にとっては、大家さんと学校以外の頼れる場所でした。

 そして、少しづつ進めてきた活動報告の作成も無事終了しました。
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 児童にとって「黒板の文字をノートに写すこと」が学ぶというイメージがあり、「考える」という活動が貧弱だと気付いた着任当初。
スモールステップと繰り返し学習によって、「分かる、分かった」を実感させたいと思いました。


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 100マス計算に取り組んだら、結果は一目瞭然でしたが、下位の子はいつまでたっても点数が上がらず、個別指導の必要性を感じました。そして、実際に授業をしてみて、子どもの反応を大切にした授業づくりの仕方を先生方に伝えました。

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 スモールステップと繰り返しに最適な計算ドリルを作成しました。ノートに考えて書くまでに、たくさんの課題に直面し、試行錯誤しながら進めていきました。

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 NPOの方と協力してパソコンを送ってもらい、先生方へのパソコン指導も行いました。今では、先生方がワードで問題や教材を作成して印刷することができるようになりました。

 活動中には多くの課題が生じましたが、大変だったというよりも、とにかく楽しかったと感じています。先生方が本当に協力的で親切であり、いつも笑顔で接してくれました。「自分はこの場所で役に立っている」といった根拠のない満足感を味わいながら活動できたのは非常に大きかったと思います。

 言葉が分からないのは確かに不便ではありましたが、逆に細かいことを気にせずできることは良かったと思います。どうしても伝えたいことは、辞書を引いて文字を書いたり、実際にやってみたりしました。先生方がだんだんと理解してくれるのが何とも楽しかったです。

 途上国ラオスの片田舎サラワン県で、人の温かさがつまった素晴らしい環境で活動ができたことに本当に感謝・感謝です。
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小学校活動報告43

2013年2月26日(火)

 6月に学校にパソコンが来て、台数を増やして一人一台持てるようになり、さらにはプリンターを購入しました。この期間に、先生たちにパソコンの使い方を教えてきましたが、ようやく、若い先生たちが、自分だけでパソコンを使って資料を作り、印刷できるようになりました。

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 1年生の先生がテストを作成して印刷していました。だいぶ 手慣れたものです。

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 一番若い英語の先生は アルファベットカードを作成していました。この先生は飲み込みが早く、他の先生にもいろいろを教えていました。やっぱり若いときにいろいろとチャレンジすることが必要と実感。

 ここまで6か月、活動期間が実質15か月(夏休みや研修期間を除く)と考えると、活動の40%ほどの期間はパソコン指導に費やしていたようです。NPOの山口さんに出会ってから、配送相談と計画、ラオス語変換やウイルス対策、インストール、配線工事、プリンターの購入計画、防犯対策、そして先生方への指導… やらねばならないことはたくさんありましたが楽しく活動できました。

 こうやって、先生方が使用してラオスの子どもたちの役に立っていると思うと嬉しくなってきます。そして、日本人やラオス人に助けられて、形に見える1歩が踏み出せたことに感謝、感謝です。片田舎での地道な努力でしたが、人とのつながりってすごいなぁと感じた瞬間でした。

小学校活動報告42 ~4年生の計算練習2~

2013年2月20日(水)

 4年2組にも訪問。1組は磁石がつく黒板だったのですが、2組は磁石がつないので紐でつるす計算ボード。
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 子どもが先生役になって進めていました。4年生でも九九ができない子も結構います。

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 ラオスは、先生がいなくても勝手に席を立ち歩いたり、他ごとが始まるわけでもなく落ち着いています。なので、4年生でも子どもが先生役をして進めていっても意外とスムーズに学習が進んでいきます。

小学校活動報告41 ~4年生の計算練習1~

2013年2月19日(火)

 1年生を対象に作った計算ボードですが、先生たちにも好評だったので、4年生にも作って使ってもらいました。
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4年2組の教室の黒板は磁石黒板~。ちなみに韓国団体からの贈り物。

 1年生と違うのは、先生がいなくても、自分たちで計算練習ができるところ。授業の始まりや先生たちが職員室へ戻る授業後半に活用しています。先生たちにとっては、授業をやらなくても自習をさせることができるというメリットなのですが・・・ まぁ、それでもいいかなと思います。日本と違う環境、90分の授業を先生がじっくり教えるだけがすべてではないしなぁ。 むしろ、先生方が、計算ボードの計算を変えたり、改良してくれることの方が大切かと思います。

 繰り返しの学習、スモールステップの学習が習慣化しますように。 子どもたちが声に出して計算している間、さてさて、自分は・・・あっ、見てるだけ・・・ 確かに自分も楽だなぁ。

小学校活動報告40 ~1年生の計算練習3~

2013年2月15日(金)
 1年生の計算ボード学習 今日は1年1組へ行きました。1組では、他のクラスと同様に 黒板に計算ボードをつるして計算練習していました。何人かを前に呼んで、一人一人が計算できているか確認しています。
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 9月に入学して4か月半、繰り上がりのない足し算はだいぶできるようになってきました・・・ね。

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 このクラスでは、分からない子には具体物を出して順番に数えるという活動もいれて、丁寧に指導をしていました。分からない子には、分かるところまで戻して学習させることは大切です。ちょっと時間もかかってしまいましたが、丁寧に教えていたのが印象的です。

 どんどんできるようになって、少しずつレベルアップした計算カードに変わっていくことを願っています。

小学校活動報告39 ~1年生の計算練習2~

2013年2月14日(木)

 1年生の計算ボードを使った学習をのぞいていきました。今回は1年1組、ちなみにこの学校は、ベテランの先生が多く、この先生が一番若い担任の先生だと思います。

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 6~8人を前に出して 一人一人に言わせたりみんなで言わせたりして学習していました。
 子どもたちを前に出して言わせることで、集中して計算活動ができるなぁと思いました。これまでラオスの授業を見てきて、グループ学習をすることもほとんどなく、自分の席で座っての授業がほとんどだったので、先生の工夫していることが分かりました。

 ラオスの子たちは、先生の言うことはよく聞きます。先生方の授業改善ができればもっともっと学力も上がるのではないかなぁと思います。その手助けとして 先生方がよい教材を知ることが大事だなぁと感じました。

 

小学校活動報告38 ~1年生の計算学習~

2013年2月13日(水)

 計算ドリル学習を進めていく中で、1年生には上手くいかないと思ったので、もっと単純な活動にしました。こんな感じです。

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プラスチックボードが市場に売っているので、ここに足し算カードを貼り付けています。

 計算ボードは、単純すぎるほど、単純ですが、毎日コツコツ「繰り返し」ができます。1年3組では、先生が一人一人を指名して授業の最初に使ってくれました。 日本では、表に計算問題・裏に答えが書かれた付箋の大きさほどの計算カードを何枚か重ねてリング金具に止めて使うものをもっていることが多い(ん~ 上手く表現できない・・・)かと思います。しかし、リング金具がラオスで見つけられない・・・ 印刷が大変・・・ ということもあって、大きな計算ボードを作ることにしました。

 何はともあれ、単純な教材なので、使い勝手がよく、長く使ってもらえるかと思います。そして、付け替えもできるので、うまく活用してほしいと思っています。

 ん~、こんな単純な教材、なんで活動初期じゃなく、活動終了間近に思いついたのだろう・・・ まぁ、いいかぁ。

小学校活動報告37 ~計算ドリル継続~

2013年2月7日(木)

 計算ドリルも毎日取り組んでくれていることもあり、だいぶ ぼろぼろになってきました。嬉しいことではあるのですが、途上国の片田舎なので、新しいものを作成して買ってもらったり、再印刷するということも難しいので、表紙だけを張り替えることにしました。

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 こんな感じにぼろぼろになってきました。 日本だと、漢字ドリルや計算ドリルは使い終わったらごみ扱いになるのですが、ここではそんなわけにはいかないので、表紙だけを張り替えます。


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 こちらは、割り算の内容。計算方法が日本とは違うのですが、だいぶ慣れてきました。マス目をうまく使えるといいのですが、まだまだ課題もあります。

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 ということで、中身は変わっていませんが、表紙を新しくした計算ドリルです。今回は画用紙に近い紙を使って、ぼろぼろになりにくいものにしました。大事に使ってほしいのですが、ぼろぼろになるほどたくさん使ってほしいなとも思っています。

小学校活動報告35 ~計算ドリルの定着化~

2013年2月6日(水)

 計算ドリルを実践してみて、たくさんの課題がありましたが、今の現状では、3年~5年に適していると思い、学年を絞って活動をつづけました。
 
 自分で考えなくて答えを堂々と写す、友達の分のドリルもやってしまうといろいろありましたが、趣旨を理解してもらい始めたかなぁと思います。

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 子どものノートはこんな感じです。 列をそろえる、間違いをやり直すなど 何度も指導してきました。


 ノートの取り方がなかなか定着しない子には、自分がペンで書き込んだり、修正をしました。面倒ではありますが、一人一人のノートを見て、修正していくのが一番の近道でした。これを繰り返していくと、だんだん書き方を理解してくれました。

 日本語が通じれば・・・ ラオス語がもっとうまく話せたら・・・もう少し楽にできたと思いますが、これは仕方ないかなと。

 引き算と割り算は日本とは計算方法が違うので、苦労しました。なにはともあれ、小学校での活動が残り1か月切ったところで明るい兆しが見えたのはよかったです。

 あとは・・・日常生活で、役に立った と思える場面が出てくるといいのですがね。

 

小学校活動報告34 ~まだまだ続くよ 文房具販売~

2013年2月5日(火)

 さてさて、先週の教員研修でのこと、自分は職員室で教材作りをしながら、職員室にノートや鉛筆を買いに来る子どもたちの相手をしていました。

 研修3日目のこと、校長先生が、他の学校の先生と「ノート、鉛筆販売」についていろいろ話しているようで、校長先生が一言、「 今日は○○小の校長が鉛筆を20ダースも買ってくれたぞ!それを500円で売ってやった」と嬉しそうに500円札を見せびらかしてきました。

  ちょっと、ちょっとちょっと。その鉛筆は 日本で生活してた市からナレック小の子どもたちのためのプレゼントとして預かってきたもの、それがいつの間にか売ることになって、その次は、他の学校の先生に売ってしまうとは・・・思わず校長の鼻に鉛筆突っ込みたい気分になりました。
 
 わたしくがナレック小に来て一番定着させたことは、ノートと鉛筆販売だと実感しました。もう、なんでもきやがれ状態です。と待ち構えていたら、4年生の先生が、 「先生~、ノート100冊余ってたから持ってきたわよ!買い取って!」って・・
 
 4年生の先生にノートで往復びんた100冊分してみたい気分になりました。あろうことか、その次に「あっ、青ペンがたくさんあるんだけど、新商品よ」って見せてくれました。

 追い打ちをかけるように、3年生の子が「ペンください」って職員室に乱入。こんなタイミングに来るなんて。「ペンは売りません!」と丁寧に叫びながら事なきを得ました。

 こんどまた先生がペンを売りつけようとしたら、ペンが入るだけ口に詰め込んでやろうと思います。まぁ、それにしても楽しい学校です。

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 こうして文房具が職員室で販売されることが定着していきそうです。授業中にノートや鉛筆がなくて勉強できないということはなくなるでしょう。右が職員室。

 
 でも、冷静に考えると、このシステムはいいことかもしれません。日本と違って、お金をもってきていいラオス、勉強に必要なものを学校で買えるのはなんとも効率的ですよね。ん~、いい仕事している、と思うようにします。
プロフィール

ganchan

Author:ganchan
2年間ほどラオスで自分磨きしてきました。楽しかったこと、驚いたこと、大変だったこといろいろありましたが、きっと成長して帰国できたと思います。
 ラオスの話と近隣諸国の「癒し旅行」と合わせて。

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